プラズマローゲンとは?
プラズマローゲンはリン脂質の一種で、体内では抗酸化作用や多価不飽和脂肪酸(アラキドン酸、DHAなど)の貯蔵庫としての役割を果たしていると考えられています。心臓や骨格筋など、酸素をたくさん消費する部位に多く存在し、特に脳に多いのが特徴です。
プラズマローゲンは、その他のリン脂質とは異なる特殊な構造として、ビニルエーテル結合をもっています。
この特殊な構造は酸素との反応性が高いことが知られています。つまり、プラズマローゲンは高い抗酸化作用を発揮することができ、酸化ストレスによって引き起こされるさまざまな病気などから私たちの身を守っていると考えられています。